ボードゲームのルール
ボードゲームのルールって難しかったり、分かりにくかったりしますよね。
特に最初のうちは、ボードゲーム自体に慣れていないのでなかなか理解するのが難しいと思います。
ボードゲームを多くプレイしていると、ルールの理解が非常にスムーズになってきます。実のところ過去の経験則というのがかなりのウェイトを占めているのです。というのも、たいていのゲームはシステムが似ていたり、ルールの一部は有名なものを採用しているのです。
たとえば、以前紹介したトリックテイキングはカードゲームのルールの1つで、ゲームのルールの肝はトリックテイキングだというゲームもたくさんあります。
そうはいっても最初のころはなかなかとっつきにくいもの。
というわけで、今回はボードゲームのルールについてお話していきたいと思います。
Contents
まずは説明書をざっと読むべし
一口にボードゲームと言ってもボードゲームは様々な側面を併せ持っています。他人と競うようなときもあれば、世界観にどっぷり浸るようなとき、味方と協力して目的を達成することだってあります。
これからプレイするボードゲームがどんなゲームなのかを知るためにはざっくりとでも説明書を読みましょう!
物語に入り込むためのイントロダクションなどを知ることが出来ます。
次にテストプレイしてみるべし
一度プレイしたことがある人がいれば、その人にルール説明をしてもらえばよいのですが、そうではないことも結構あると思います。
そういう場合は、みんなで説明書を読みながら一度プレイしてみることをお勧めします。
なんだかんだで一度プレイしてみるとルールを理解できますし、こういった戦略が使えそうだ、といった思考ポイントも見極められたりします。
~することができる、~してもよい
英語で言うと、can や may のような書き方をしているルールは、やってもやらなくてもどちらでもよいです。
逆に言うと、must や should のような書き方をしているルールは、必ず実施しなければなりません。
- カード1枚引いてもよい → 引いても引かなくてもよい
- カードを1枚見せなければならない → 必ずカードを1枚見せなければならない
書いていないことは自分で決めてよい
ボードゲームのルールは説明書がすべてです。
つまり、書いてないことは決められていません。
そのため書かれていないルールについては、参加者全員に合意を取ったうえでルールとして追加すればいいのです。これがいわゆるローカルルールとなり、明確なルールが定められているデジタルゲームと異なるアナログゲームの面白みに繋がると思います。
明らかにおかしいルールは自分で変更してよい
(ほとんどないですが)矛盾したルールがあったり、誤植により意味が通らないルールがある場合は意味の通るようにルールを変更しても構いません。
でないと、ゲームが進行しないので仕方のないことです。
最近は、ホームページ上でエラッタと呼ばれる誤字脱字の訂正やルール変更を公開しているメーカーやサークルも多いので最初にホームページをチェックしてみるのもいいかもしれません。
ハンデやローカルルールはどんどん加えよう
ボードゲームはデジタルゲームと違って、機械にルールを決められることがありません。
参加者全員で合意が取れれば自由にルールを変更することができます。
これを利用して、強い人にはハンデをつけたり、ローカルルールを加えていつものゲームにスパイスを加えたりしてみましょう!
楽しんだもの勝ち
なんだかんだ言ってもボードゲームはゲームです。肩肘張らずに楽しむことが一番です!
細かいことに囚われず、楽しむことに没頭することがボードゲームを理解する近道かもしれません。