セイムワン

どんなゲーム?
UNOに似たゲームですが、セイムワンという割り込みルールによって瞬発力も求められ、戦術性もアップしているライトなカードゲームです。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
作者 | 居椿善久 |
販売元 | ONE DRAW |
プレイ人数 | 3-9人 |
対象年齢 | 6才~ |
プレイ時間 | 10分 |
インスト | 3分 |
評価の見方はこちらをご覧ください。
ルール
基本ルール
カードは全部で90枚あります。青、緑、黄の3色があり、各色1から30までの数字がそれぞれ書かれています。カードには上向きか下向きの矢印が書かれています。
カードを裏向きにシャッフルし、10枚ずつ配り、手番のプレイヤーからプレイしてきます。
基本のルールはこんな感じ。
- 手番のプレイヤーは手札から好きなカードを選び、中央に出します
- 次のプレイヤーは以下のルールに従って出せるカードの中からカードを出します
- 中央に出されたカードと同じ色のカードしか出せない
- 中央に出されたカードの矢印が上向きのカードならそれよりも大きいカードしか出せない
- 中央に出されたカードの矢印が下向きのカードならそれよりも小さいカードしか出せない
- カードを出せない場合 or 出したくない場合は山札から1枚引きます
- 引いたカードが出せるカードならこのカードのみを中央に出すことができます
- 引いたカードも出せない場合 or 出したくない場合はパスと宣言して次のプレイヤーの順番になります
これを繰り返し、一番最初に手札がなくなった人が勝ちとなります。
これだけだとすごくシンプルですね。
しかし、この基本ルールに合わせてセイムワンの細かいルールがあり、これがゲームを盛り上げてくれます。
場の流し
いくつかの条件を満たすと場を流すことができます。
場が流れるとは、中央に出されたカードをはすべて横によけ、最後にカードを出した人から新たに1 の手順から始めることです。
複数枚出し
“出そうとしているカード"と"同じ数字の違う色のカード"が手札にあれば同時に出すことができます。
パス
自分がカードを出した後、自分以外の全員がパスをしたら場が流れます。
セイムワン
このゲームをこのゲームたらしめる最重要なルールです!
誰かがカードを出した後、出されたカードと同じ数字のカードが手札にあれば、自分の出す順番でなくても割り込んでカードを出すことができます。
この場合、「セイムワン」と宣言しながらカードを出します。
他にも細かいルールがありますが、説明書を熟読してください。
組み立て
カードしか使わないのでシンプルなセットです。
説明書が完全版とシンプル版があるのが非常に親切ですね!ボードゲーム初心者や子供と遊ぶ場合はシンプルルールで初めて徐々にルールを増やしていくといいかもしれません。
地味に箱がぴったりなので持ち運ぶときにカバンの中で中身が出てしまう心配がないのは嬉しいです!!
カードはこんな感じです。犬とサメが書かれたカードもあり、これもルールに絡んできます!
感想
3人でしかプレイしていませんが面白いです!
ルールも覚えやすいし、「セイムワン!」と宣言しないといけないのでボードゲームの導入には最適かもしれません。
3人で3ゲーム1セットでやったのですが、ワンダフル上がり(犬であがると一律マイナス10ポイント)されると結構きつかったです。とはいえ、それも戦略かなぁ。。。
同じ数字は3枚しかないので地味にセイムワンが発生しにくいですが、セイムワンが発生するとポンポンゲームが進むのでテンポもよく、気軽に「もう一回!」と言いやすいゲームです。
友達と旅行に行ったときに気軽に遊ぶゲームとして最適かもしれない!
総合評価: A