Timeline – タイムライン(雑学編)

どんなゲーム?
“鉛筆削りの発明"と"ベートーヴェンが第九を作った"のはどちらが先か知っていますか?
聞いたことはあるけど詳しくは知らないような雑学がいつ起きたかを推理して、正しい順番に並べていくゲームです。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
作者 | Frederic Henry |
販売元 | Hobby JAPAN |
プレイ人数 | 2 – 8 人 |
対象年齢 | 8才~ |
プレイ時間 | 15分 |
インスト | 5分 |
評価の見方はこちらをご覧ください。
ゲーム内容
ルール
歴史上の出来事と絵柄が両面に書かれたカードが110枚あります。
表面は絵柄と出来事のみ、裏面にはさらにその出来事が起こった西暦が書かれています。
- 各プレイヤーは裏面が見えないようにプレイ人数に応じた枚数のカードを受け取り、自分の前に並べておきます
- 使わないカードは山札として置いておきます
- 山札から1枚カードを出し、裏面が見えるように中央に置きます
- プレイヤーは自分の手番が来たら、自分のカードを1枚選び、中央にカードを置きます
- このとき、年代順に正しく並ぶように推理して配置します
- 配置する場所を決めたら裏面を見えるようにし、正解かどうかを確認します
- 正解の場合、裏面が見えるように中央にカードを残し、次のプレイヤーに手番を移します
- 不正解の場合、カードを箱に戻し、山札からカードを引き自分のカードに加えます
- こうして、4~8を繰り返して最もはやく自分のカードがなくなった人が勝ちとなります
組み立て
カードと説明書のみのシンプルなゲームなので組み立てはありません。
私が持っているのは雑学編ですが、世界史編もあります。混ぜて遊ぶこともできると思います。
カードはそれぞれこんな感じ。左2枚は表面、右3枚は裏面です。
感想
これは単純で面白い!ボードゲーム初心者にもわかりやすくて良いと思います。
ボードゲームのスキルは全く使いませんし、たまたま知っていることで有利になることも結構あります!
また、絵柄や背景からある程度年代推測が可能なので全く分からないということにもならず、絶妙なゲームバランスになっていると思います。
オプショナルルールでこういうのもありだと思います。
- ゲームスタート時、山札から1枚ではなく複数枚でスタートする
- 手札を多くする
これだけで、ゲームの難易度を上げたりハンデをつけることができるのでどんな層でも楽しめるゲームだと思います。
「全然知らない!」「これができるまでにこうなるのは絶対ありえない!」というようにパーティゲームとしても盛り上がりますし、「あいつはこのカードを持っているからここらへんの年代を埋めるとつらいはず」といったように真面目な勝負をすることもできます。
総合評価: A