Geister – ガイスター

ガイスターは、オバケの駒を交互に動かしていき勝利条件を満たしたほうの勝ち、といたってシンプルな2人用ゲームです。
チェスや将棋に似ていますが、誰でもすぐにルールを覚えられ、何度も繰り返し遊べるゲームです。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
作者 | Alex Randolph |
販売元 | メビウスゲームズ |
プレイ人数 | 2 |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 10~20分 |
インスト | 5~10分 |
評価の見方はこちらをご覧ください。
ゲーム内容
オバケには青い色の良いオバケと赤い色の悪いオバケがいます。
自分のオバケはどちらのオバケかわかりますが、相手のオバケはどちらかわかりません。
すべてのオバケは1回の移動で上下左右に1マスしか動けません。
相手のオバケに重なるように移動すると、相手のオバケをボードから除外することができ、そのタイミングで相手のオバケがどちらのオバケかわかります。
そんな中、以下の条件のいずれかを満たすと勝利となります。
- 相手の良いオバケを自分がすべて捕まえる
- 自分の悪いオバケを相手がすべて捕まる
- いいオバケをボードの外に逃がす
組み立て
ガイスターはほとんど組み立て不要です。
組み立てるといっても良いオバケと悪いオバケを作るだけです。
ぱっと見謎のパーツ。
それを差し込むと良いオバケと悪いオバケの出来上がり。
良いオバケと悪いオバケはこんな感じで見えます。
個人的に高評価なのは、チャックのついた透明な袋が付属しているところ!
ボードゲームには袋がついていないものが多いので、こういう心配りは嬉しいです。
感想
非常にシンプルなルールで、ボードゲーム初心者でも簡単に楽しめるゲームだと思う。
推理や駆け引き、はたまた時の運などボードゲームのエッセンスがバランスよく詰め込まれており、手軽に楽しめる良作。
試しにボードゲームをやってみたい!という人には非常におススメ。
2人でしか出来ないことはメリットでもありデメリットでもあるかなぁ。
個人的にはオバケ駒はもうちょっとしっかり作って欲しかったなぁ。
プラスチックで軽くてちょっと残念。
やりこんでくると運要素の強さに嫌気がさすかもしれません。
また、相手が適当にプレイすると読みあいの要素がなくなるので途端につまらなくなります。
ライトなプレイ感なので、重厚なボードゲームを求めてる人には物足りないかも。
とはいうものの、ライトなプレイ感と覚えやすいルールなので、ボードゲームの布教活動にはいいかも。
一度はプレイしてみる価値はあるゲームなのは間違いありません。
総合評価: A