ワーカープレイスメントってなに?
ワーカープレイスメントはボードゲームの1ジャンルです。
プレイヤーは領主や社長、はたまた神となって、労働者(ワーカー)に仕事をさせ、自分の権力や財力、土地などを拡大していくゲームです。シミュレーションゲームのような感じです。
曲解すると、労働者をこき使い、彼らが労働で得た利益を吸い取ってさらに権力を拡大していこう、というまさしくブラック企業のようなゲームですね。
ルール紹介
とはいえ、ゲームによって結構ルールが違うので具体的なルールは説明できません。
基本的な流れは
- 自分の土地に労働者を配置する
- 労働者を働かせ、お金や資源などを稼ぐ
- 稼いだお金や資源を利用して、建物を建てたり新たな労働者を雇用する
- たいてい建物には特殊効果があり労働の効率が上がったり、勝利ポイントやお金が加算されたりする
- 最終的に他のプレイヤーよりも早く勝利条件を満たしたら勝ち
非常にざっくりとした説明となってしまいましたが、果たして伝わるだろうか・・・
特徴
ワーカープレイスメントの特徴としては、
- プレイ時間が長い
- コンポーネントが多い
- 建物やカード、ルールが多いため覚えるのに時間がかかる
- ボードゲーマーが大好きなジャンル(偏見)
- 戦略が多種多様
ゲーム内容は重めのものが多いです。ライトに出来るゲームはあまり見たことがありません。
コンポーネントが多いため、広げてみるとThe ボードゲームといった様相でなかなかテンションあがります笑
また、ワーカープレイスメントはボードゲーマーはみんな大好きです。間違いありません。
代表的なワーカープレイスメントゲームは、だいたい何かしらの賞を取っています。
ワーカープレイスメントの魅力
ワーカープレイスメントの魅力はなんでしょうか。
- 自分の箱庭を作っていくところ
- 試行錯誤して自分なりの戦略を編み出すところ
- コンポーネント
- 世界観
などなど、ボードゲームの魅力が詰まっていると思います。
戦略が多様なため、ゲームの進め方にプレイヤーの性格が色濃く反映されるのが面白いです笑
また、基本的にゲームからの脱落がないので弱いプレイヤーでも一応最後までゲームに参加できます。
(とはいえ、明らかに劣勢なのにプレイしないといけないのは苦痛な場合も・・・)
ワーカープレイスメントの欠点
欠点はやはり、1ゲームに時間がかかるところですかね。。。
あと、かなり場所を使います。大きめのテーブルを使わないと間に合いません。
代表作をご紹介
- プエルトリコ
- 2002年 ドイツゲーム大賞 1位
- 2002年 ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート
- 2002年 国際ゲーマーズ賞 大賞
- などなど
- アグリコラ
- 2008年ドイツゲーム大賞 1位
- などなど
泣く子も黙るワーカープレイスメントの2大代表作ですね。
あとはカヴェルナなんかも有名ですね。
ちなみに。
最強のデジタルボードゲームと一部で言われているCivilizationもワーカープレイスメントゲームです。
初心者には結構重いゲームですが、ボードゲームに慣れてきた人ならかなり楽しめると思います。
ぜひプレイしてみてください!