Child of Light

絵本のような絵柄が特徴的な横スクロールアクション+RPGゲームです。
プレイ時間は短めなのでサクッとプレイしたいときに良いと思います。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | Child of Light |
リリース日 | 2014年4月30日 |
ジャンル | 横スクロールアクション+RPG |
販売元 | Ubisoft |
プレイ人数 | 1人~2人 |
対象年齢 | CERO:A (全年齢対象) |
クリア時間 | 10時間(難易度: カジュアル) |
ゲーム内容
あらすじ
目を覚ますとそこは不思議な世界でした。
主人公である少女のオーロラは元の世界へと戻ろうとしますが、この世界の太陽と月と星を闇の女王に盗まれてしまったことを知ります。
元の世界に帰ることを夢見ながら、闇の女王を倒すためにこの世界を旅します。
旅のおともには不思議はホタル?のイグニキュラス!
二人で力を合わせて世界を冒険していく、というお話です。
シナリオの展開はおとぎ話や絵本のような感じです。
ゲームシステム
基本的には横スクロールのアクションゲームです。
謎を解いたり、空を飛んだりできます。空を飛ぶ感覚が自然、というか不思議な感覚です。着地するときもふわっと着地し、空を飛ぶってこんな感じかなぁと想像が出来る感じ。
イグニキュラスも操作でき、イグニキュラスを光らせることで宝箱を開けたり、仕掛けを起動させたりすることができます。イグニキュラスは障害物を無視することが出来るので先に偵察させたりすることもできます!画像はイグニキュラスを光らせているところ。
二人プレイの場合は、一人がオーロラ、もう一人がイグニキュラスを操作するようです。
一人プレイの場合は右スティックでイグニキュラスを操作します。
本作はアクションゲームではあるものの、戦闘は敵シンボルに触れることで戦闘画面に移行するシンボルエンカウントです。
戦闘は早さの概念が存在するリアルタイムなコマンドバトルです。難易度カジュアルでも意外と敵が強いため連打してるだけでは勝てません。
イグニキュラスは戦闘でも活躍します!イグニキュラスを敵に重ね、光らせることで敵の速度が遅くなります。
スキルシステムやオキュライという装備のような概念もあり、RPGとしての要素も兼ね備えています。
スキルシステムは、レベルが上がるごとにもらえるスキルポイントを自分の好きなように振り分けることが出来ます。スキルツリーはキャラクターごとに異なります。
オキュライは、通常のRPGでは装備の強化に該当します。
ゲーム中に手に入る宝石をキャラクターの装備にはめ込むことで装備を強化します。
宝石は合成することで、より上位の宝石を作成することができ上位の宝石のほうが強化値が大きいです。
その他
難易度は、カジュアルとエキスパートに2パターンが用意されています。
日本語に対応していますが、キャラクターに音声はありません。
ストーリーテラーのような物語を読む人だけに音声があります。プレイヤーはテキストを読むだけです。
コントローラに対応していますが、複雑なアクションはないのでキーボードでも十分プレイ可能だと思います。私はコントローラでやりました。
私は1週しかやっていませんが、「最初から+」と書いてあるので2週目要素もあると思います。
感想
アクション要素そのものは即死トラップなどもなく絵柄通り優しい難易度です。
謎解きも簡単すぎず難しすぎず、雰囲気に合った難易度でした。
やっぱりこのゲームは何と言っても絵柄と音楽がメインでしょう!アニメ調というよりは絵本のような絵柄は見ていて癒されます。2Dではあるものの奥行きを感じる背景は素晴らしいですね!
空を飛んでいる感じや着地の仕方、風が吹いたときの髪がなびいた感じなど細部へのこだわりが大変良く、世界観に没頭することが出来ると思います。
音楽も比較的暗めではあるものの、オーケストラ的なピアノやヴァイオリン?などのがメインの楽曲で個人的には大変好みでした。
ただし、物語、世界観、雰囲気、楽曲と全体的に暗めなので明るい雰囲気で行うゲームではないです。爽快感や高いテンションを求めている方には合わないと思います。
戦闘やスキル、オキュライなどもちゃんと作りこまれており、やり込もうと思えば多少はやり込めると思います。
戦闘に参加できるのはキャラクター2人だけですが、戦闘中の交代は自由です。このシステムのせいで個人的には、支援系のキャラクターが役に立たないことが多かったので戦闘に参加可能な人数がもう少し多いと戦闘もさらに楽しめたかもしれません。
いずれにせよ、値段が安く出来がかなりいいゲームだとは思うので短時間でサクッとやるのにいいかもしれません。
総合評価: B