3K
野球では、王・長嶋。
サッカーでは、キングカズ。
レスリングでは、吉田沙保里。
どんな分野にもレジェンドと呼ばれる人は一定数います。
ボードゲームを作る人のことをデザイナーと言いますが、ボードゲームのデザイナーにももちろんレジェンドと呼ばれる人たちがいます。
今回はそんなレジェンド達の紹介です。
3K
レジェンドと呼ばれるデザイナーは結構いますが、その中でも特に有名なのが3Kです。
3Kとは、3人のデザイナーの総称です。
名前の頭文字にそれぞれKがあるため、そう呼ばれています。
3Kは以下の3人のことを指します。
ちなみに、全員ボードゲームの本場ドイツ出身です。
- ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)
- ヴォルフガング・クラマー(Wolfgang Kramer)
- クラウス・トイバー(Klaus Teuber)
それぞれのデザイナーについて紹介していきます。
ライナー・クニツィア
3Kの中だと個人的には1番好きなデザイナーです。
代表作に、「ラー」「ケルト」「チグリス・ユーフラテス」「バトルライン」「交易王」があります。
ライナー・クニツィアは多作で有名で、現在も精力的に活動しており、数えきれないほどのゲームを発表しています。
彼のゲームでは、基本的に必勝法が存在せず、あちらを立てればこちらが立たず、というゲームをやるうえでは楽しくも辛いジレンマが特徴的です。
ヴォルフガング・クラマー
代表作に、「6ニムト!」「ミッドナイトパーティ」「エルグランデ」があります。
数々の新しいゲームシステムを発明し、ゲーム大賞の受賞歴はえらいことになってます。
ボードの周囲に得点用のトラックを用意するクラマーフレームというシステムは彼が初めに作りました。
(日本だとクラマーフレームと呼ぶ人が多いような気がしますが、正式にはクラマーライステらしい?)
最近はあまりパッとしない印象です。
クラウス・トイバー
クラウス・トイバーといえば「カタンの開拓者たち」でしょう。
ボードゲーム界で最も有名なゲームの一つではないでしょうか。
カタンの功績はかなり大きく、カタンがボードゲームの一時代を築いたといっても過言ではないでしょう。
カタンによってドイツのボードゲームは一躍世界に広まりました。
とはいえ、私はカタン以外クラウス・トイバーを知りません。。。
まとめ
ボードゲームをやっていれば、すぐに3Kの作品をプレイすることになります。
そういったときにこういった豆知識を披露できるといいですよね。